季節は変わり・・・

もうすぐ秋ですね！と言うかもう既に秋の気配ですが。
10月といえば本格的に秋到来ですね。

気温も日々下がり、木の葉が色づき、魚は良い感じに脂が乗り、果物は熟れ。
やれやれ。
お腹が空きます。じゅるり(￣ー￣*)
お芋さん堀りとかいいですね～。
西方軍メンバーは仲良さそうなんで、普通にやってそうな気もします。
下界に貸し農園借りて(笑)
もっぱら水遣りと雑草抜きは新人さんの仕事で。
下界遠征時に場所が近い時は、ちょっと畑寄ってく？みたいな。
台風の時は勿論、我らが大将を筆頭にビニールカバーの寒冷紗を被せに行って・・・。
心配すんな、俺が風から守ってやっから。
その代わりちゃんと秋にはいい子産めよ(=上手い実付けろよ)
大将、お芋さん愛しすぎです(￣□￣；)

そして西方軍が長期遠征で出かけた時は、留守を預る竜王敖潤が、一人こっそり下界へ赴き
人知れず黙々と世話をするのです。それもマメに、丁寧に、手抜きせず。
捲簾がそれに気付いたのは、彼の部屋から珍しい土の匂いと、真っ白の白装束の裾が
ほんの少し、泥に汚れていたからでした。
何なの、あいつ。もしかして意外とイイ奴じゃん？
しかし口には出しません。敢えて口にしない上官の密やかな行為に、心の中でそっと感謝。

こうして西方軍メンバーに愛されたお芋さん達は、すくすく育ち、実りの秋には
立派なさつま芋へと成長するのでした。
もちろん芋は糖度満点の『鳴門金時』で！そして『鳴門金時』と言えば
なんと言っても王道の焼き芋！
煙に揉まれ涙目になりながら落ち葉を集める大将の側で、元帥は呑気にご賞味を。
「ああ、やっぱり鳴門金時と言えばこの黄金色の中身がたまりませんね。捲簾ちょっと、塩ください」
「ふざけんな。スイカと一緒にするんじゃねぇ。生を味わえ、馬鹿天が！」
「貴方分かってないですね。味覚の違う二つの味をあわせる事によってお芋の甘みが更に～～」
うんたらかんたら薀蓄を続ける間に、すっかりお芋さんは部下に食べられてしまいましたとさ。

・・・長ぇよ。
もう捲簾はいつまでたっても、元帥に屁理屈で叶わないのを知りつつ、応酬するのを止められない。
そして私はいつになっても、文章を短く纏める事を学べない(－－；)